四川大地震
2008.05.21
けっして他人事と思えない四川大地震。死者の数はさらに増えるのではないだろうか。
必死の救出が日夜行われているが、同時に今回の天災についてさまざまな分析がなされている。これほどの被害になったのは、地震に対する国と国民の意識の希薄さが指摘されている。
地震列島と呼ばれている日本の場合は、昭和50年代前半から『東海大地震』『首都直下型地震』の文字が目立つようになり、『関東大震災以来の空白期』が叫ばれるようになった。徒に恐怖心を煽ることは慎まなくてはならないが、これによって普段からの危機意識は行き渡ってきたと思う。それでも『阪神淡路大震災』では多くの尊い人命が失われた。大地震は何時、何処に起きても不思議でない事を示した。
四川大地震の被害地の映像を見ていて思うのだが、いかに大きな地震とはいえ「あれほど建物がメチャクチャに崩壊するものなのだろうか」という事だ。日本は『耐震偽装事件』以来、神経質なほど耐震にうるさくなったが、そのぐらい厳しくてもいいだろうと思う。地震規模は計算できないから。
そして、あの耐震偽装に巻き込まれた被害者の方々は私たちの想像を超える恐怖感でニュース映像を見ているのでないだろうか。このところ全く報道されなくなった『耐震偽装事件』だが、あのとき国会で証言した疑念の人々は、いま何を考え、四川大地震のニュース映像を見ているのだろうか。
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