1作目を超えられない大作映画
2008.06.25

インディー・ジョーンズの19年ぶりの新作を封切り日に観てきたが、どうもしっくりこなかった。

いつものように冒険活劇が次から次に提供され、ハリソンフォードも年齢を感じさせないのだが・・・。こちら観る側の心境の変化からなのだろうか。私自身のシリーズへの強い思い入れからだろうか。いろいろ考えてしまった。

そして出した結論が「宇宙生命体と時空」に行き着いてしまった。インディーとソ連の戦いなのであるが、水晶髑髏(クリスタルスカル)の謎解きに引っ張られてしまい、敵役の影が薄くなったからだったのでないだろうか。ソ連はクリスタルスカルを手に入れて何をしたかったのか? が伝わってこないのだ。

1作目の『失われたアーク』では、ヒットラーの世界征服に立ち向かうインディーとナチスの活劇と、最終場面のスケールが何ともいえない高揚感を与えてくれた。『猿の惑星』もしかりだった。最後の最後の『自由の女神』には度肝を抜かれた。その後の続編は息切れしていたように思う。

『スターウオーズ』のように原作があって、それに基づき制作されれば「次はどうなるのか」の謎解きにもつながるが、1回完結物は難しい。ナスカの地上絵、マヤ文明、ロズウェル事件と続く展開は『世界の不思議』の案内のようだった。とても残念。

 

 

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