名古屋場所取材後記
2008.07.30

先週金曜日から千秋楽まで名古屋に行ってきた。

こちら関東地方も暑いが、名古屋の東海地方の暑さが特有だ。湿度は高く、照りつける太陽は本気だ。その環境で全勝優勝なのだから、白鵬がいかに熱さにも勝ったかがよく解る。

1年に六場所で最も波乱があるのが名古屋だ。過去にも金剛、琴富士、水戸泉などの平幕が賜杯をさらっている。上位陣が暑さで体調を崩し自滅するケースが大半だった。

今場所も平幕勢はいつになく元気だったが、白鵬の綱の責任感のまえでは通用しなかった。私が到着したときには優勝が決まっていたのだから、まさに独走だった。

ところで、朝の番組でも話したが、場所中の稽古の量が減ってきたのでないだろうか。千秋楽こそ打ち上げ準備のために稽古を休むことはあったが、十四日目に休むことはなかった。大鵬だって、北の湖だって、千代の富士だって、ガンガンやっていた。だから孤高と呼ばれながら長きに渡って君臨できたのだ。

これが恒例になると『土俵の充実』は掛け声だけになってしまう。

 

 

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