夏休み明け
2008.08.11

先週は木曜日まで休暇を取ってゆっくりしました。何をするでもなく、無為に日にちが過ぎてゆきました。以前なら「これはまずい」と闇雲に動いたものですが、今回はただ時の流れに身を任せていただけでした。よく考えれば「何がまずい」のか、 ハッキリしていなかったわけですから、貧乏性がなせることだったんでしょう。

さて、先週お話した藤沢周平ものですが、良いものを読みましたので紹介します。まあ、この文庫本のおかげで『ウツラウツラ』というわけにいかなくなったんですが・・・『密謀』の上下です。

主人公は直江兼続です。秀吉、家康時代の上杉家の名家老です。来年の大河ドラマは彼を中心に描かれるそうですが、原作は藤沢さんのものではなさそうです。しかし、主君上杉景勝と直江兼続、さらに石田三成のからみなどは大河ドラマの予行演習としてはとてもお薦めです。

藤沢さんは『歴史小説』として『密謀』を著わしたのでしょう。かなりの力作ですから、寝転がってというわけにいかず、没入しました。「あのとき上杉が動いていれば関ヶ原はどうなっていたか・・・家康の天下は・・・」など、許されない『もしも』を考えながら読み耽ってしまったのです。

それでも謙信公以来の上杉家の生き方に感銘するのは何故なのだろうか。いろいろ学ばせてもらった夏休みでした。

 

 

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