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にわかに信じられないニュースだった。そして「外国人問題はここまできたか」と、即座に思った。いままでの朝青龍を初めとする外国人力士事件は、報道が事件をさらに大きくした感もあったが、今回の若ノ鵬の大麻所持事件はニュース性が違う。
大麻を初めとする違法ドラッグへの厳しい対応は我が国の誇りでもある。自称外国通は「欧州などでは煙草より大麻のほうが市民権を得ている」などと嘯くが、これは間違いだ。欧州がどうであれ、日本では『大麻は違法』なのである。このような誤った捉え方が違法ドラッグの蔓延につながってしまうのだ。
若ノ鵬の事件はただ単に相撲協会だけの話に止まらない。彼が語った「六本木で手に入れた」という言葉をどのぐらい真剣に受け止めるかだ。私自身、20年前に「六本木のカフェバーで大麻を勧められた」という話を聞いたことがある。その頃から大麻は地下から地上に出てきていたのだ。
警察が野放しにしていたなどと短絡的な責任追及は避けたいが、その後、どこまで本気で大麻と相対していたのだろうか。芸能界や大学生たちの大麻所持がときどきニュースになるが、その後、大々的に摘発されたという報道にお目にかかったことがない。若ノ鵬だから、相撲界だからニュースになるのだとしたら、今夜も六本木では大麻が簡単に売り買いされることだろう。
どのマスコミが若ノ鵬や角界の責任追及から次のステージへ切り替えるか、そこに真価を見ることができるだろう。この立ち話を読んでいる貴方のお隣の方が、大麻常習の人かもしれない。そのぐらい大麻は東京の街に広がっているのだ。
チョンマゲ付けたお相撲さんと大麻は想像を超えた絵なのである。そのぐらい結び付かない組み合わせだ。相撲協会は即刻、若ノ鵬を解雇するとともに、外国人力士の門戸について、至急、議論するべきだ。何でも規制緩和すればいいものでない。 |