週刊誌から
2008.09.11

どの雑誌に掲載されていたのか・・・印象に残るページがあった。

鎌田諏訪中央病院名誉院長と水谷先生の往復書簡形式のエッセイだ。鎌田先生は「イジメがなくならない。封建社会の差別と似ている。イジメる側についたほうが安心できる社会になってしまった」と嘆いている。

これを読んでいて、今週の星野仙一北京五輪代表監督のコメントと重なった。星野仙一さんは「日本はイジメ国家になってしまった」と語っている。

テレビのワイドショーや週刊誌がこぞって星野仙一さんの批判を繰り広げた。球界の監督や関係者が実名で語るなら、責任ある言葉として星野さんも受け止めるであろうが、門外漢に近い人たちの勝手な言い分に腸は煮えくり返っているだろう。

北の湖前理事長へのバッシングと根底は似ている。すべてはニュース素材なのだ。一部を除き星野ジャパンは何故負けたのか?の専門的分析はない。星野さんはいち早く「WBC日本代表監督を降りた」のだ。彼のこれまでの功績なんて、少しも評価しないのだから哀しくなる。

長嶋、王の後のプロ野球を支えたひとりが星野仙一であることに異論はないだろう。たった一度の敗退で、これほど厳しく論評できるものだろうか。いやはや、とんでもない国になったものだ。いま褒められている人も、いつバッシングの対象になるかわからない。「みんなでイジメれば怖くない」いや「イジメているうちは安全だ」と、みんなが追走している。

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