またサプライズ『小泉さんの引退』
2008.09.26
小泉元総理の政界引退のニュースに驚きながらも妙に納得してしまうのは何故なのか。さらに一抹の寂しさを感じる感情がある。
今朝の新聞各紙はざまざまな観測を掲載しているが、政治の進路の部分はほぼ同じ分析だ。「小泉路線から後退の麻生政権に嫌気」という記事が目立つが、これはプロジャーナリストの分析だろう。
しかし、ごく平凡に考えたほうが解りやすいのではないだろうか。「俺の時間を大切にしたい」というのが本音ではないだろうか。と言うのは、ここ数が月の小泉さんの発言や行動を振り返ってみると想像がつく。
自民党総裁選で最後の最後で小池百合子さん支持を打ち出したが、自らの政治路線を頑強に貫くなら、それより以前にもっと凄まじいアピールをしていたはずだ。また、所謂『小泉チルドレン』たちの必死の願望についても冷淡だった。すでに総決算していたのでないだろうか。
同僚の森元総理の粘着的権力欲とは別の次元の人物に見える。「これで小泉新党での政界再編が始まる」などと伝えるところもあるが、「もう勘弁してくれ」と苦笑いしているだろう。
まもなく天下分け目の総選挙になるが、自らの引退が「自民党をぶっ壊す」の最後の〆になることも見通しているとすれば、それこそ希代の政治家として後世にその名は残るだろう。
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