この事件の真相は何なのだ
2008.11.19
驚愕以外の何ものでもない。既に退官している元厚生省幹部が襲われた。浦和のご夫婦は亡くなっており、中野は夫人が重傷と伝えられている。
さまざまな識者が推測しているが、私は解らない。新聞は『テロ』という言葉で年金問題への鬱憤から事件は発生したのではないかと報道している。普通の感覚からすれば、確かに厚生労働省は年金不信を招いた本丸だが、それがそのままこのような殺人事件につながってしまうとは考えられない。
それでも僅か10キロぐらいしか離れていない浦和と中野で相次いで起ったことと、厚生省の事務次官まで務めた両家の共通性を考えると、また一概にその推察を否定もできない。厚労省の職員たちも生きた心地がしない霞ヶ関への出勤になったのではないだろうか。
警察庁は各都道府県警に注意を呼びかけたそうだが、この緊張がいつまで続くのだろうか。そしてこの事件を国民はどう捉えているのだろうか。漠然たる不安が恐怖へと進んでいるように思える。