博多報告
2008.11.25
先週末(11/21~)、福岡九州場所取材で博多に行ってきた。25歳のときからの九州場所取材だから35年もこの時期に博多を訪れていることになる。その間、一度も休場していないのだから不思議な縁である。
20代は体力もあって、早朝まで呑んで、そのまま相撲朝稽古取材に出かけていたのだから若さというのは恐ろしい。その頃の博多は急成長する街の息吹に満ち溢れていた。だが、ここ数年はすっかり街の成長も止まってしまったようだ。連休だというのに人出は少なかった。名物屋台の暖簾から見える足も少なかった。相撲会場の国際センターもガラガラで、博多のすべてを象徴しているようで寂しかった。
ところが天神周辺が異様に混み合っていたのだ。それも女性たちでごった返している。さらに長浜の屋台『ナンバーワン』も30分待ちなのだ。女性たちの列なのだ。どうみても相撲とは縁のなさそうな集団だ。聞いてみると「広島から」「岡山から」「熊本から」などからいらっしゃった女性だ。
彼女たちの目的は『SMAP』だった。彼らのライヴを愉しんだ方々だった。どの顔も充実の笑顔だった。その笑顔はあの頃の相撲がハネタ後によく似ていた。若貴や曙の時代のあの頃に。
まだ10年前のことだ。