函館レポート
2009.09.09

秋の旬が食卓に並び始めた。秋刀魚もさることながら、秋サケもいよいよの季節に入った。
そして、函館の烏賊漁も、これから『型』の良いものが大量に水揚げされる。

先週、函館まで取材と買い付けで行ってきた。函館港を午後4時頃に出発した烏賊釣り漁船が帰港するのは、翌朝の4時過ぎだ。12時間、海の上だ。船を送り出し、翌朝4時半に港に行って、セリを見学、そして食品会社で函館名物『烏賊の沖漬け』造りを取材した。

驚いたのは、烏賊釣り漁船は、ほぼ2人乗りだったことだ。たいていは家族だ。父と息子、夫婦、兄弟などで、全ての仕事をこなしている。私は、あの漁り火の電灯の多さから、少なくとも10人ぐらいは乗込んでいるとみていたが、あっけないものだった。

それでも、50kgの発泡スチロールの箱が、どんどん並ぶ。次から次に競り落とされ、市場に出てゆく。水産会社では、運ばれてくる生烏賊を、沖漬けの秘伝のタレに漬けこんでゆく。もう、何十年も繰り返される作業だ。

9月下旬、NACK5の『特選市』で紹介する。丁度、その頃の函館烏賊は、旨味と型が一番良いのだそうだ。

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