朝青龍のことは『前後裁断』に
2010.02.09
朝青龍は、やはりその存在感が抜きん出ているのだろう。引退後もマスコミは追いかけている。記事にもなるし、映像にもなる飛び抜けたキャラクターなのだろう。
でも、そろそろ静かにしてやってはどうだろうか。相撲ファンも大半はそう思っているのではないか、と思う。と言うのは、日曜日の国技館(大相撲トーナメント)の会場で感じたからだ。
朝青龍が突然、不出場になった土俵だったが、超満員の観客は充分満足して帰路についていた。力士たちも、現在の角界に危機感を持っているのだろう。トーナメント戦は好勝負が多く、幾度となく歓声が沸き起こっていた。いままで朝青龍の一番だけに頼っていたかのように見えたのだが、どっこい、そうではなかった。優勝した豪栄道、希勢の里など、嘱望される力士の相撲内容が良かった。
大阪場所のチケット販売も順調のようで何よりだ。朝青龍の件はもう過去のことだ。『前後裁断』で生まれ変わろうとしている相撲界を、じっくり観てみたい。