大阪へ
2010.03.26
大相撲取材で大阪に向かっている。春場所を訪れるのは昭和49年から毎年のことで、私の春はいつも浪速から始まる。その間、角界の主役は変わった。若貴の父、初代貴乃花や輪島から北の湖、そして千代の富士と繋がり、今年は朝青龍の姿無く、把瑠都という巨大力士が春一番の目玉となって大暴れとなった。
春は力士にとって刺激を受ける場所でもある。大抵の力士はこの大阪で初土俵を踏むものだから、初心に帰る場所でもあるのだ。
さて、今回の大阪は忙しくなりそうだ。今夜は現役時代に大変お世話になった親方とミナミで会食する。まだ右も左も分からなかった私を可愛がってくれて、まあ、面白がってくれたと言ったほうが正しいかもしれないが、度々、引き回してくれた。相撲取材に自信を持たせてくれた親方だ。現役時代に幕内最高優勝も一度成し遂げ、記者にとっては、その一言が見出しになった愉快な力士だった。
現在、理事として東奔西走しているが、今夜は相撲を離れたところで久しぶりの痛飲となりそうだ。相撲取材37年、さまざまな人たちに助けられここまで歩いてきたことを感じるだろう。
そして、明日は朝早く京都で桜を眺め、長居でレッズを取材し、結びまでには府立体育館に戻ろうと思っている。天気も少しばかり春めいてきそうだ。