週末春場所報告
2010.03.29

関西も寒気のど真ん中だった。桜を観に行った京都は桜どころでなかった。

しかし、同じ「かんき」でも、府立体育館の春場所は『歓喜』に包まれていた。ひとつは、把瑠都の完璧なまでの相撲内容と、大関昇進確実の準優勝。もうひとつは、白鵬の全勝優勝だ。

白鵬の15日間も、これまた非の打ち所のない内容だった。『心技体』全てがそろった土俵だった。そして相撲ファンが喜んだのは、その他の一番の多くが、土俵の充実に相応しい相撲内容にだ。いっときの、跳んだり跳ねたりの軽い相撲が少なくなり、例え星があがっていない力士同士の相撲でも、中身の濃い一番が多かった。朝青龍が去った土俵にメリハリがついたように感じたものだ。

確実に、相撲のレベルは上がってゆくだろう。『白鵬、把瑠都時代』到来かと思っていると、意外な力士が割って入ってくるかも知れない。それが誰だか見当がつかないが、新たな時代が生まれる予感がする。

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