テレビ討論『草食系』
2010.05.07
昨夜、NHKの討論番組を観た。『草食系』と称される現代の若者たちと、著名な中高年を含めた旧世代のヤリトリを愉快に観たのだが、率直なところ「いまの若者たちと我々の世代と何処がどう違うのだろうか」と思った。
私たち団塊の世代は、ともかく人数が多いものだから、一緒くたに語られてしまうのだが、皆がそろって『肉食系』ではなかった。昨日の番組の若者たちと同じような感覚で日々過ごしていた仲間たちが沢山いた。
ただ違うのは、職業選択の機会が多かったのと、情報の範囲が狭かったので、いろいろと悩むこともなかったという点だろう。上昇志向の強い人物もいたし、「出世などに囚われず、まあソコソコ」という者も沢山いた。
昨日も「自分のことばかり考えていないで、少しは国のことも」という意見も出ていたが、私たちの頃も、「自分のことで精一杯」な人間が殆どだった。さらに「友人が欲しくてネットに嵌るのはいかがなものか」というニュアンスの話も出たが、そのまま置き換えれば、「友人が欲しくて学生運動に青春を賭けた」のと同じだ。
変わっていない。何も変わっていない。『家呑み』だって、『下宿呑み』だったわけだし…明治生まれが大正を…と余り変わっていない世代間ギャップか。
日本の未来を心配することもない。楽観することもない。彼らに大きな医療費負担をさせないために、健康に気を付けよっと。私たちができる『孝行』はそのぐらいだろう。