凱旋『日本代表』
2010.07.02

作家の吉永みち子さんが「人間より画面(PC、TV)と関係している現在、人間関係の濃密な代表に感動する」とテレビで語っていた。吉永みち子さんも、三丁目の夕日の世代と記憶している。

当時、『画面』と言えば、たまに行く映画館だけだった。あとはゆっくりした時間を人ごみの中で過ごし、さまざまなことを教えられた時代だ。今になって懐かしむから、『楽しき我が家』『楽しき近所』『楽しき青春』となるのだが、そうばかりとは言えない。人間関係はやっかいなものなのだ。こんがらかった糸団子をほぐすような忍耐がいる。

今回の岡田監督率いる代表も、そのようなこんがらかったときがあったと思う。それを信頼しあいながら丁寧にほぐし、初戦できっかけを掴んだのではないだろうか。そういう意味で、吉永みち子さん指摘の『濃密』さがクローズアップされる。

そして私たちは当事者ではない。『感動した』 『涙がでた』 『ありがとう』などの賞賛の言葉に、『ご苦労様』を加えたい。彼らにとって日常でない半月(15日間)だったのだろう。
まさに『夢のような』…

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