十月
2011.10.03

今年もあと三ヶ月。すっかり秋になった。大震災に見舞われた三陸にも早い秋がやってきているだろう。

普段の秋なら、三陸の海の幸に舌鼓を打つ観光シーズンだが、今年はそうはいかない。あの茫漠たる『大槌町』の町役場の光景が脳裏に刻まれている。しかし、あの三陸の海は『狂気』も見せるが、三陸の人々を支えてきた歴史がある。海底も生きている。確実に「元に戻ろう」としているはずだ。

若布も、芽株も、蚫も雲丹も、必ず再生する。過去がそれを教えている。だからこそ、海のことは海に任せたい。海が再生するお手伝いをするのが私たちの役目だろう。そして、三陸という言葉にいつまでも敏感でありたい。

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