不思議な現象と大きな不安
2011.10.19
浦和レッズの今季も残すところ5試合(+ナビスコ決勝と天皇杯)となった。
ダービーで敗れた後、ペトロヴィッチ監督の今後について報道されているが、結果が出なかったという事実は隠しようが無い。ペトロは「浦和レッズを愛している」と語り続けたが、それにウソ、イツワリはない。でも、この世界は結果が全てだ。彼が来季も指揮を執ることは「100%ない」と言えるだろう。
このことについてはこれで決着だ。問題は、今季を通して、クラブとペトロヴィッチへの批判がスタジアムで殆ど起らなかったのは、何故なのだろう。まだ記憶に新しいところだが、藤口体制のときの批判(非難)は凄まじかった。アウェー新潟のレッズサポーター席に掲げられた横断幕は、ホーム埼スタでも広げられ、結局、ゲルト
エンゲルスは失脚、さらに中村修三GMのクビも飛んだ。そして、藤口光紀氏も浦和を去った。その後の体制よりも、ずっとマシな成績を収めていたのにだ。
スタープレーヤーとの契約を次から次に打ち切り、だからと言って強化費が削られたわけでもない。新たに補強した選手は全く結果を出していない。クラブ経営は昨季は赤字だ。それなのに、クラブトップの橋本代表や前GMなどへの批判はスタジアムで封印されているように見えた。そしてこの事態を迎えた。
とても浦和レッズサポーターの空気とは思えない、ほど遠い印象だ。いままでのレッズの歴史を振り返ると、サポーターたちは発言し、抗議し、溜まりかけた膿みを早めに出していたように思える。しかし、今季は違った。いったい、何が起っているのだろうか。スカスカに見える埼スタを臨みながら、大きな不安を感じた。