哀しき埼スタ
2011.12.05

12/3(土)、柏レイソルの黄色の波が歓喜に揺れていた。静まり返った赤のスタジアム。去年の神戸戦とは大きく違った落胆は、直ぐさま『怒り』へと導かれていった。これが、私たちの埼玉スタジアム2002なのか?と哀しくなった。まるで敗戦を予想したような横断幕が掲げられ、黄色の集団を除き、大声の抗議がスタジアム中を包んだ。

この光景を12月の恒例行事としてはならない。『怒り』をぶつけることから生まれるものは何もないからだ。問題は、こうなってしまった要因を丹念に結びつけることだ。物事は点の積み重ねが線となってゆくものだと思う。

確かに、橋本代表はチームをハチャメチャにした。でも、それは昨日今日のことではない。橋本体制以前からの病根を取り除いてこなかったことが全てなのだ。

また、私たちにも責任はある。目の前に起った事実だけに反応してしまう悪い癖だ。悪いことが起こる原因を、辛いけど、直視しなければならない。

現在、橋本さんは責任をとらなければならないだろう。しかし、トップが代わっても、監督が替わっても、同じ事が起る。浦和レッズというクラブが空洞化している。何故なら、最終戦後、笑いながらスタジアムを闊歩している社員を見た。スタジアムのブーイングと、この笑顔のギャップが哀しい。

このようなクラブ、チームにしてしまったのは、強化責任者だけの責任ではない。浦和レッズにぶら下がる人たち全てにある。サポーター&ファンたちの『片想い』はいつまで続くのだろうか。

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