大相撲初場所が面白い
2012.01.13

初日こそ満員御礼になった両国国技館だが、その後の入りは芳しくない。

でも、土俵はいつもの場所より活気がある。昨年、琴奨菊と稀勢の里が相次いで大関昇進を決めたことで、先輩大関の琴欧洲、日馬富士、把瑠都の気の入れ方が違ってきた。これが大きい。結びまで土俵が締まっている。

そして、勝って当たり前になってしまった横綱白鵬の強さも際立っている。余裕なのだ。受けて立ち、力の差をまざまざと見せつける相撲内容だ。このところ話題にならなくなった双葉山の強さに近づいてきたのではないだろうか。

私自身、双葉山の相撲をリアルタイムで見たことがないので、あくまでも想像なのだが、白鵬の目指す相撲は双葉山だ。心技体最高の充実期に入ったのではないかと思う。69連勝目前で、稀勢の里にストップをかけられたが、あの頃よりも強くなっている。

さらに、ファンサービスも協会主導でなく、自ら行動している。私たちは今、品格力量抜群の横綱を見ているのだ。夕方になるのが待ち遠しい。

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